エレルヘイン少女合唱団 ― 2009/08/07 21:38
エレルヘイン少女合唱団の公演を聴いてきました。
高校生くらいの40名ほどによる女声合唱。曲目はエストニアの作曲家をメインに、シャルパンティエやホルスト、など各国の曲もプログラムされていました。
前半はミサ曲などもあり、シックな衣装で厳かに、後半は民族衣装に身を包み、親しみやすい雰囲気で、時には不思議な音響の世界に。
女声のみの合唱の響きという性格もありますが、プログラムも演出もよく考えられており、客席からも笑い声などが聞こえてくるほど楽しい公演でした。ピアノ伴奏は前半の一部のみで、後はほとんどが無伴奏。すごい。
持続音のハーモニーを土台に構築される音や、擬音を使ったり、おしゃべりするような雑多な音までも効果的に使われていました。
最後には客席も一緒に歌おうと、指揮のロイトメさんが促したのですが、ぽそぽそと一部で口ずさむ程度。彼女らにすれば自国の歌なのになんで?という所でしょう。
当日のプログラムでも歌われた、ヴェリヨ・トルミスの『合唱曲集「四季」の構図』が収録されている最新のCDを買って帰りました。
コーラスといえば、タリス・スコラーズはぜひとも行きたかったのですが、今回は都合悪く聴けませんでした。
高校生くらいの40名ほどによる女声合唱。曲目はエストニアの作曲家をメインに、シャルパンティエやホルスト、など各国の曲もプログラムされていました。
前半はミサ曲などもあり、シックな衣装で厳かに、後半は民族衣装に身を包み、親しみやすい雰囲気で、時には不思議な音響の世界に。
女声のみの合唱の響きという性格もありますが、プログラムも演出もよく考えられており、客席からも笑い声などが聞こえてくるほど楽しい公演でした。ピアノ伴奏は前半の一部のみで、後はほとんどが無伴奏。すごい。
持続音のハーモニーを土台に構築される音や、擬音を使ったり、おしゃべりするような雑多な音までも効果的に使われていました。
最後には客席も一緒に歌おうと、指揮のロイトメさんが促したのですが、ぽそぽそと一部で口ずさむ程度。彼女らにすれば自国の歌なのになんで?という所でしょう。
当日のプログラムでも歌われた、ヴェリヨ・トルミスの『合唱曲集「四季」の構図』が収録されている最新のCDを買って帰りました。
コーラスといえば、タリス・スコラーズはぜひとも行きたかったのですが、今回は都合悪く聴けませんでした。
ブリテン/戦争レクイエム(WAR REQUIEM) ― 2009/08/09 15:17
"My theme is war, and the suffering of war. The poetry lies in the song...
there is only one thing that a poet can do today: To warn." - Wilfred Owen
ソプラノ、テノール、バリトンの三人のソリストと、混声合唱、児童合唱、室内オーケストラ、フルオーケストラによるブリテンの代表作。
オーウェンの詩をラテン語によるレクイエムの間に挟んでおり、
ソプラノと混声合唱がラテン語のレクイエムの部分を、テノールとバリトンがオーウェンの詩に基づくレチタティーボを、児童合唱を天上の声としています。テノールとバリトンは連合国と敗戦国を象徴しており、初演時は英国のピアーズ、ドイツのフィッシャー=ディスカウが起用されたとのこと。
ベルリオースやヴェルディのバンダは怒りの日の演奏効果を高めるために利用されますが、ブリテンでは室内オーケストラとテノール、バリトンは上記のようにオーウェンの詩を語ります。小澤征爾氏とガリーナ・ヴィシネフスカヤさんの対話によると、亡くなった兵士が土の中から語っているとのこと(サイトウ記念フェスティバルのサイトより)。
神への祈りと戦争への警鐘。
現代におけるレクイエムとは。。。
※今年のサイトウ記念フェスティバルは戦争レクイエムがメインプログラムで取り上げられます。一部公演はまだ座席があるようです。
there is only one thing that a poet can do today: To warn." - Wilfred Owen
ソプラノ、テノール、バリトンの三人のソリストと、混声合唱、児童合唱、室内オーケストラ、フルオーケストラによるブリテンの代表作。
オーウェンの詩をラテン語によるレクイエムの間に挟んでおり、
ソプラノと混声合唱がラテン語のレクイエムの部分を、テノールとバリトンがオーウェンの詩に基づくレチタティーボを、児童合唱を天上の声としています。テノールとバリトンは連合国と敗戦国を象徴しており、初演時は英国のピアーズ、ドイツのフィッシャー=ディスカウが起用されたとのこと。
ベルリオースやヴェルディのバンダは怒りの日の演奏効果を高めるために利用されますが、ブリテンでは室内オーケストラとテノール、バリトンは上記のようにオーウェンの詩を語ります。小澤征爾氏とガリーナ・ヴィシネフスカヤさんの対話によると、亡くなった兵士が土の中から語っているとのこと(サイトウ記念フェスティバルのサイトより)。
神への祈りと戦争への警鐘。
現代におけるレクイエムとは。。。
※今年のサイトウ記念フェスティバルは戦争レクイエムがメインプログラムで取り上げられます。一部公演はまだ座席があるようです。
大阪クラシック ― 2009/08/22 15:58

今年も大阪クラシックが開催されます。
東梅田、淀屋橋から難波の間の御堂筋沿いや、中之島周辺のオフィスビルのエントランスや、カフェなどを利用したミニコンサート。一部シンフォニーホールや中之島公会堂、フェニックスホールでも開催。ほとんどが無料です。
1時間未満で、未就学児入場お断りというものもほとんど無いため、お子さんが小さくて普段聴きに行けないような方にもお勧めです。
大阪フィルの音楽監督でプロデュースした大植さんが飛び入りで現れることもあります。お楽しみに
開催期間:2009年8月30日~9月5日、合計100公演。開催場所、曲目などは下記サイトを参照して下さいね。
http://www.osaka-phil.com/news/detail.php?d=20090730
東梅田、淀屋橋から難波の間の御堂筋沿いや、中之島周辺のオフィスビルのエントランスや、カフェなどを利用したミニコンサート。一部シンフォニーホールや中之島公会堂、フェニックスホールでも開催。ほとんどが無料です。
1時間未満で、未就学児入場お断りというものもほとんど無いため、お子さんが小さくて普段聴きに行けないような方にもお勧めです。
大阪フィルの音楽監督でプロデュースした大植さんが飛び入りで現れることもあります。お楽しみに
開催期間:2009年8月30日~9月5日、合計100公演。開催場所、曲目などは下記サイトを参照して下さいね。
http://www.osaka-phil.com/news/detail.php?d=20090730
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