イッサーリスのチェロリサイタル2009/04/30 23:12

イッサーリスのチェロリサイタル。ピアノ協演はコニー・シー。

ベートーヴェン
・ヘンデルの主題による12の変更曲ト長調WoO.45
R.シュトラウス
・ロマンス
メンデルスゾーン
・チェロソナタ第2番ニ長調Op.58
ブロッホ
・3つのスケッチ「ユダヤの生活から」
マルティヌー
・チェロソナタ第1番

題して「アニヴァーサリー」でイッサーリスらしい渋い曲目。
なぜアニヴァーサリーかは、おわかりですね。

数少ないチェロのストラディバリ「フォイアマン」の音色もある意味イッサーリスらしいというか、イッサーリスだからこの音色と言うべきか。この音色も言葉でどう表現したらよいか、一言で言うと味わい深いとでも言ったらよいでしょうか。
ブロッホなどは、その音色によって、嘆き悲しむ曲の世界に引き込まれてしまいました。
マルティヌーも3曲あるチェロソナタから第1番。前曲と打って変わって、3楽章の激しさは鬼気迫る演奏でした。

コメント

_ muna ― 2009/05/09 23:45

聞き取りにくかったという話もありました。ガット弦のためでしょうかね。
たしかに、中音域の鳴りは若干弱く、ピアノに比べると非力なところもありました。ただ聴こえ方は席にもよりますので。

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://muna.asablo.jp/blog/2009/04/30/4278428/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。