ドニゼッティ劇場/愛の妙薬 ― 2010/01/05 23:30

ベルガモ・ドニゼッティ劇場の来日公演、神戸と東京公演のみデジレ・ランカトーレがアディーナで出演ということで、これは行くしかない!と行ってきました。
出番が多いのはネモリーノですし、聴かせどころも2幕2場でのアディーナとネモリーノのやりとりくらいですが、ロマンティックなオペラ・ブッファとして純粋に楽しめるからこそ、それほど頻度は高くないにせよ上演されるのだと思います。
ランカトーレもまだまだ若くかわいらしく、一途に思われながらも適当にあしらう若さ故の傲慢さをイヤミにならずに演じていました。ネモリーノ役のロベルト・イウリアーノも良かったです。
ところで、劇が終わってブラヴォーが飛び交う中カーテンコールが始まったのですが、これから、と言うところで緞帳が下りてきてランカトーレはじめ「えっ」という表情に。いったん幕が下りて少し後に再び幕が上がったとき、下手側に引き上げ舞台袖からのカーテンコールに行こうとしかけたランカトーレは慌てて舞台中央にもどるというハプニング。
さらに、出演者が舞台上に揃ってから、演出家や指揮者を舞台に引きづりだすのはヒロインの役目のハズが、ジャンネッタ役のディアナ・ミアンがランカトーレより先に駆け寄って引っ張りだしてしまい、役目を奪われたランカトーレは両手を広げて「私の役目でしょ」とあっけにとられていました。それはともかく、カーテンコールもランカトーレたちの茶目っけたっぷりで楽しませてくれた公演でした。
出番が多いのはネモリーノですし、聴かせどころも2幕2場でのアディーナとネモリーノのやりとりくらいですが、ロマンティックなオペラ・ブッファとして純粋に楽しめるからこそ、それほど頻度は高くないにせよ上演されるのだと思います。
ランカトーレもまだまだ若くかわいらしく、一途に思われながらも適当にあしらう若さ故の傲慢さをイヤミにならずに演じていました。ネモリーノ役のロベルト・イウリアーノも良かったです。
ところで、劇が終わってブラヴォーが飛び交う中カーテンコールが始まったのですが、これから、と言うところで緞帳が下りてきてランカトーレはじめ「えっ」という表情に。いったん幕が下りて少し後に再び幕が上がったとき、下手側に引き上げ舞台袖からのカーテンコールに行こうとしかけたランカトーレは慌てて舞台中央にもどるというハプニング。
さらに、出演者が舞台上に揃ってから、演出家や指揮者を舞台に引きづりだすのはヒロインの役目のハズが、ジャンネッタ役のディアナ・ミアンがランカトーレより先に駆け寄って引っ張りだしてしまい、役目を奪われたランカトーレは両手を広げて「私の役目でしょ」とあっけにとられていました。それはともかく、カーテンコールもランカトーレたちの茶目っけたっぷりで楽しませてくれた公演でした。
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