あけましておめでとうございます ― 2010/01/01 09:18
いつのまにか、21世紀に入って10年を経過しましたね。
コンピュータ・ネットワーク(パソコン通信~)の世界に飛び込んでから22年ほど、PalmPilotを使い始めてたしか13年。携帯電話を持って11年くらいかな。クラシック音楽を聞き始めてからでは30年ほどでしょうか。昨年が変化の年なら、今年は進化の年にしたいと思います。
今年もよろしくお願い申し上げます。
コンピュータ・ネットワーク(パソコン通信~)の世界に飛び込んでから22年ほど、PalmPilotを使い始めてたしか13年。携帯電話を持って11年くらいかな。クラシック音楽を聞き始めてからでは30年ほどでしょうか。昨年が変化の年なら、今年は進化の年にしたいと思います。
今年もよろしくお願い申し上げます。
New Year's Concert 2010 ― 2010/01/01 17:21
恒例のニューイヤー・コンサート。今年は2008年に引き続き、フランスのジョルジュ・プレートル。85歳とは思えない熱血ぶりで今年も期待大でしょう。昨年のバレンボイムも良かったのですが、直前のパレスチナ絡みの紛争のせいか、いろいろ言いたいことがあったのでしょう、表情が硬かった。ハイドンの告別では、きまじめな雰囲気が演出の妙もあり笑いを誘いました。新年の挨拶では世界平和に言及するのみでしたが、純粋に楽しむには微妙な緊張があったように思います。
今年は経済状況は悪化し、年末にはアメリカでの飛行機でのテロ未遂もあり、状況は決してよろしくありませんし、各地では厳戒態勢もつづいているようですが、だからこそニューイヤー・コンサートのひとときの非日常を楽しみたいと思います。
今年は経済状況は悪化し、年末にはアメリカでの飛行機でのテロ未遂もあり、状況は決してよろしくありませんし、各地では厳戒態勢もつづいているようですが、だからこそニューイヤー・コンサートのひとときの非日常を楽しみたいと思います。
Palm Preは電池が持たない? ― 2010/01/01 17:37
Palm Preはバッテリの持ちが悪いという話があるようですが、数回充電・放電を繰り返した後は、結構長持ちするという感じです。WiFiを15分、30分程度Classic環境を連続使用、その他はごく短時間確認、電話は30分程度で二日は十分持っています。かなりヘビーに使っても丸一日は大丈夫な感じです。
もともと、こまめに充電はせず、出来るだけ減ってから充電するようにしているので、本来の容量が使えているのでしょうか。
そのうち予備のバッテリパックも購入する予定ですが、しばらくは大丈夫そうです。
もともと、こまめに充電はせず、出来るだけ減ってから充電するようにしているので、本来の容量が使えているのでしょうか。
そのうち予備のバッテリパックも購入する予定ですが、しばらくは大丈夫そうです。
アバド/ルツェルンのマーラー交響曲第3番 ― 2010/01/02 21:02
クラウディオ・アバド指揮ルツェルン祝祭管弦楽団のマーラーシリーズは名演揃いなのですが、特に2007年8月に演奏されたマーラーの交響曲第3番はNHKの放送で見て感動して、保存版にしていまいした。マーラーの交響曲の中でも3番はいちばん好きな曲で、アバドもベルリンフィルのCDを持っていますが、DVDもそのうち買おうと思っていました。すると、なんとブルーレイ・ディスクで出すという事で、予約していました。
年末に届きましたので、早速鑑賞してみました。
映像はもちろんフルHDできれいなのですが、何よりも音声が5.1chのPCM 48Khzで収録されていること。マルチチャンネルで聴くと、オーケストラに近めの音像とも相まって、迫力あり、臨場感抜群の音が迫ってきます。アバドの解釈はスタンダードと言えるものですが、おそらく弦楽器だけでも70名を越える人数による厚みのある音と、各声部のトップ奏者のソリスティックで室内楽的なアンサンブル、各声部のバランスが絶妙。最終6楽章の弱音気をつけた弦だけで始まる静かなアンサンブルで始まる息の長い弱音のフレーズから、何度か繰り返される波のような盛り上がりが、自然に気持ちが高ぶってきます。それまでfffの指示のある、マーラーのスコアも終楽章の最後もffの指示止まり。決して大音量による盛り上がりを求めていたわけではありません。
ライブ収録なのですが、最後の音が鳴り終わり、残響が消え行った後も、アバドが手を下ろすまで静寂が続きました。演奏のすばらしさを物語っています。
アバドのルツェルン音楽祭の他のマーラーシリーズもブルーレイ化されると即買いなのですが、DVDも廉価なセットが出てきているし難しいかなぁ。
バーンスタイン指揮ベルリンフィルのマーラー第9番のOIBPによるリマスター版が届きました。こちらも楽しみです。
Mahler Symphony No.3
Claudio Abbado
Anna Larsson(contralto)
Arnold Schoenberg Chor(famale voices)
Telzer Knabenchor
Lucern Festival Orchestra
19 Aug 2007
(Medici Arts: 2056334)
年末に届きましたので、早速鑑賞してみました。
映像はもちろんフルHDできれいなのですが、何よりも音声が5.1chのPCM 48Khzで収録されていること。マルチチャンネルで聴くと、オーケストラに近めの音像とも相まって、迫力あり、臨場感抜群の音が迫ってきます。アバドの解釈はスタンダードと言えるものですが、おそらく弦楽器だけでも70名を越える人数による厚みのある音と、各声部のトップ奏者のソリスティックで室内楽的なアンサンブル、各声部のバランスが絶妙。最終6楽章の弱音気をつけた弦だけで始まる静かなアンサンブルで始まる息の長い弱音のフレーズから、何度か繰り返される波のような盛り上がりが、自然に気持ちが高ぶってきます。それまでfffの指示のある、マーラーのスコアも終楽章の最後もffの指示止まり。決して大音量による盛り上がりを求めていたわけではありません。
ライブ収録なのですが、最後の音が鳴り終わり、残響が消え行った後も、アバドが手を下ろすまで静寂が続きました。演奏のすばらしさを物語っています。
アバドのルツェルン音楽祭の他のマーラーシリーズもブルーレイ化されると即買いなのですが、DVDも廉価なセットが出てきているし難しいかなぁ。
バーンスタイン指揮ベルリンフィルのマーラー第9番のOIBPによるリマスター版が届きました。こちらも楽しみです。
Mahler Symphony No.3
Claudio Abbado
Anna Larsson(contralto)
Arnold Schoenberg Chor(famale voices)
Telzer Knabenchor
Lucern Festival Orchestra
19 Aug 2007
(Medici Arts: 2056334)
ドニゼッティ劇場/愛の妙薬 ― 2010/01/05 23:30

ベルガモ・ドニゼッティ劇場の来日公演、神戸と東京公演のみデジレ・ランカトーレがアディーナで出演ということで、これは行くしかない!と行ってきました。
出番が多いのはネモリーノですし、聴かせどころも2幕2場でのアディーナとネモリーノのやりとりくらいですが、ロマンティックなオペラ・ブッファとして純粋に楽しめるからこそ、それほど頻度は高くないにせよ上演されるのだと思います。
ランカトーレもまだまだ若くかわいらしく、一途に思われながらも適当にあしらう若さ故の傲慢さをイヤミにならずに演じていました。ネモリーノ役のロベルト・イウリアーノも良かったです。
ところで、劇が終わってブラヴォーが飛び交う中カーテンコールが始まったのですが、これから、と言うところで緞帳が下りてきてランカトーレはじめ「えっ」という表情に。いったん幕が下りて少し後に再び幕が上がったとき、下手側に引き上げ舞台袖からのカーテンコールに行こうとしかけたランカトーレは慌てて舞台中央にもどるというハプニング。
さらに、出演者が舞台上に揃ってから、演出家や指揮者を舞台に引きづりだすのはヒロインの役目のハズが、ジャンネッタ役のディアナ・ミアンがランカトーレより先に駆け寄って引っ張りだしてしまい、役目を奪われたランカトーレは両手を広げて「私の役目でしょ」とあっけにとられていました。それはともかく、カーテンコールもランカトーレたちの茶目っけたっぷりで楽しませてくれた公演でした。
出番が多いのはネモリーノですし、聴かせどころも2幕2場でのアディーナとネモリーノのやりとりくらいですが、ロマンティックなオペラ・ブッファとして純粋に楽しめるからこそ、それほど頻度は高くないにせよ上演されるのだと思います。
ランカトーレもまだまだ若くかわいらしく、一途に思われながらも適当にあしらう若さ故の傲慢さをイヤミにならずに演じていました。ネモリーノ役のロベルト・イウリアーノも良かったです。
ところで、劇が終わってブラヴォーが飛び交う中カーテンコールが始まったのですが、これから、と言うところで緞帳が下りてきてランカトーレはじめ「えっ」という表情に。いったん幕が下りて少し後に再び幕が上がったとき、下手側に引き上げ舞台袖からのカーテンコールに行こうとしかけたランカトーレは慌てて舞台中央にもどるというハプニング。
さらに、出演者が舞台上に揃ってから、演出家や指揮者を舞台に引きづりだすのはヒロインの役目のハズが、ジャンネッタ役のディアナ・ミアンがランカトーレより先に駆け寄って引っ張りだしてしまい、役目を奪われたランカトーレは両手を広げて「私の役目でしょ」とあっけにとられていました。それはともかく、カーテンコールもランカトーレたちの茶目っけたっぷりで楽しませてくれた公演でした。
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