ヤルヴィ/シンシナティ交響楽団 ― 2009/10/31 19:28
パーヴォ・ヤルヴィ指揮/シンシナティ交響楽団の兵庫公演。大阪国際ヴェスティバルの会場であったフェスティバルホールが建て替え中のためのPACでの特別公演。
バーンスタイン/キャンディード序曲
バーンスタイン/ディヴェルティメント
ガーシュウィン/ラプソディ・イン・ブルー
ドヴォルザーク/交響曲第9番「新世界より」
ピアノ独奏は、クリスティアン・ツィマーマン
シンシナティSOの響きはすばらしく、それぞれの楽器の音がブレンドされて一つのオーケストラとしての音として聞こえながら、各楽器の音色もしっかりと聞こえます。CSOば舞台に弦も管も雛段を設けずに演奏。唯一の段差は指揮台のみ。ホール前方の座席では舞台奥の奏者が全く見えていなかったと思われます。
ヤルヴィのタクトは見事なもので、ラプソディ・イン・ブルーなどは頻繁にある独奏者とオケとのやりとりとでの不揃いが目立ちやすいのですが、完璧と言って良いほど。ツィマーマンのラプソディ・イン・ブルーは30年ぶりとのことで、しかもこういった贅沢な組み合わせでのラプソディ・イン・ブルーは滅多に聴けるものでは無く会場も沸いていました。
「新世界より」では、ヤルヴィはテンポをかなり柔軟に伸長させ、聞き慣れた曲から新鮮な表情を引き出しました。
唯一問題があったとすれば、プログラム前半に多彩な楽器・打楽器による音色と迫力を持つ曲が配置されて、それにより「新世界より」が少し地味に聞こえてしまったことかもしれません。
バーンスタイン/キャンディード序曲
バーンスタイン/ディヴェルティメント
ガーシュウィン/ラプソディ・イン・ブルー
ドヴォルザーク/交響曲第9番「新世界より」
ピアノ独奏は、クリスティアン・ツィマーマン
シンシナティSOの響きはすばらしく、それぞれの楽器の音がブレンドされて一つのオーケストラとしての音として聞こえながら、各楽器の音色もしっかりと聞こえます。CSOば舞台に弦も管も雛段を設けずに演奏。唯一の段差は指揮台のみ。ホール前方の座席では舞台奥の奏者が全く見えていなかったと思われます。
ヤルヴィのタクトは見事なもので、ラプソディ・イン・ブルーなどは頻繁にある独奏者とオケとのやりとりとでの不揃いが目立ちやすいのですが、完璧と言って良いほど。ツィマーマンのラプソディ・イン・ブルーは30年ぶりとのことで、しかもこういった贅沢な組み合わせでのラプソディ・イン・ブルーは滅多に聴けるものでは無く会場も沸いていました。
「新世界より」では、ヤルヴィはテンポをかなり柔軟に伸長させ、聞き慣れた曲から新鮮な表情を引き出しました。
唯一問題があったとすれば、プログラム前半に多彩な楽器・打楽器による音色と迫力を持つ曲が配置されて、それにより「新世界より」が少し地味に聞こえてしまったことかもしれません。
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://muna.asablo.jp/blog/2009/10/31/4667708/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。