堀米ゆず子&エル=バシャ/ベートーヴェンVnソナタシリーズ第3回2009/12/04 22:39

今日は、堀米ゆず子&エル=バシャ/ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタシリーズの最終回でした。
3年がかりのシリーズもとうとう完結です。

これまで、1曲目のはじめのほうは、ホールの響きを確かめるかのように、ちょっと控えめになっているような感じを受けたのですが、今回はそんなことは一切無く、1曲目から文句なしのすばらしい演奏を聴かせてくれました。

さて、堀米ゆず子さんのいくつかのCDが復刻発売されたり、ヴァイオリン・ワークスシリーズのCDも出ていたりして、録音でも色々聞けるようになってきました。若手の新譜が目立つ中、ベートーヴェンのソナタも、ぜひこの二人で録音して欲しいと思います。

PalmPreのセキュリティ対策2009/12/05 00:36

11月中頃にPalmPreを入手、3連休にロック解除Activationを行い利用開始しました。
TouchStone充電器とケースを追加で注文したのですが、そちらはいまだ倉庫間輸送中でいまだ到着せず。

さて、あちこちのサイトで入手された方がおられます。ちょっと気になるのは、紹介されている手順の意味を分かって作業していないと、いろいろリスクが伴うことになり得ること。
SSHサーバを導入し動作させると、ネットワークからの接続を待ち受けることになり、攻撃を受けて侵入されるリスクがあります。
chmodコマンドで誰でもファイルを変更出来るようにすることは、不用意にファイルを置き換えられるリスクに繋がります。
ルートファイルシステムがリードオンリー(ro)でマウントされているのには、それなりの理由があるのですが、書き込みできる(rw)ようにして戻すのを忘れた状態になっていると、信頼できないフリーウェアなどをインストールすることでシステムが破壊される恐れもあるかも知れません。

残念ながらWebOSにはMcAfeeなどの対策ソフトはまだありません。
最悪、WebOS Doctorで初期状態に戻せばよいのですが、紹介されている手順を真似るだけの場合、危険性が潜んでいるかも知れないと言うことは理解しておきましょう。

Palm Preの非接触充電器2009/12/08 22:51

Palm Pre用の非接触充電器 "Touchstone Charging Kit"が本日到着。同時に注文していた、スペインのPielFramaの革製ケースも到着です。
TouchstoneはPalm Pre本体と同様、箱の一部を切り欠いた形で、斜めに立てかけた状態でも自立するパッケージで、箱を空けると同様にオレンジの仕切りが目に鮮やか。

添付の解説を読んで良くできているなと思った機能は、Touchstoneで充電中に着信した場合、取り上げると通話状態になり、通話中にTouchstoneに置くと、スピーカフォンに切り替わり、また同様に充電中に着信した際、画面をタップして通話を開始した場合、直接スピーカフォンで通話できるということ。さすがなかなか考えられています。

Treoでもスピーカフォンが利用出来ましたが、日本の携帯電話はスピーカフォン機能ってあまりない気がします。

大阪シンフォニカーが文化庁芸術祭「大賞」受賞2009/12/21 22:47

第139回定期演奏会の演奏に対して、平成21年度(第64回)文化庁芸術祭「大賞」を受賞とのこと。

http://www.sym.jp/news/091218.html

この日の演奏は、児玉宏指揮、天羽明恵のソプラノ独唱で、R.シュトラウスのオーケストラ伴奏の歌曲とブルックナーの交響曲第6番。

6番はあまり取り上げられることがないですが、この日の演奏はすばらしいものでした。受賞も納得です。

アリス=沙羅・オット/ショパン ワルツ集2009/12/31 15:46

アリス=沙羅・オットの、ドイツ・グラモフォンから出すCD第二弾はショパンのワルツ集。
ショパンの場合、バラードやソナタを好んで聴き、ワルツは敬遠することが多いのですが、このCDに聴けるショパンへの真摯な演奏は繰り返し聴きたくなるものでした。
機微にとむこの表情を言葉で表すのは困難なのですが、しっとりと心に染みこんでくり、余計な自己主張の無いショパンへの愛情と共感が感じられる演奏です。

国内盤は日本にて撮影のオリジナルジャケットバージョン。
ユニバーサル:UCCG-1473
http://www.universal-music.co.jp/classics/artist/alice_sara_ott/uccg1473/index.html

Deutsche Grammophon: 4778095
http://www2.deutschegrammophon.com/cat/result?&PRODUCT_NR=4778095&SearchString=4778095

アリスの次のリリースは協奏曲で、1月6日発売予定。
先日のセンチェリーの定期でも取り上げたリストの協奏曲第1番と、チャイコフスキーの同じく第1番です。オケに名門ミュンヘンフィル、指揮はトーマス・ヘンゲルブロックです。こちらも楽しみですね。