ブリテン/戦争レクイエム(WAR REQUIEM) ― 2009/08/09 15:17
"My theme is war, and the suffering of war. The poetry lies in the song...
there is only one thing that a poet can do today: To warn." - Wilfred Owen
ソプラノ、テノール、バリトンの三人のソリストと、混声合唱、児童合唱、室内オーケストラ、フルオーケストラによるブリテンの代表作。
オーウェンの詩をラテン語によるレクイエムの間に挟んでおり、
ソプラノと混声合唱がラテン語のレクイエムの部分を、テノールとバリトンがオーウェンの詩に基づくレチタティーボを、児童合唱を天上の声としています。テノールとバリトンは連合国と敗戦国を象徴しており、初演時は英国のピアーズ、ドイツのフィッシャー=ディスカウが起用されたとのこと。
ベルリオースやヴェルディのバンダは怒りの日の演奏効果を高めるために利用されますが、ブリテンでは室内オーケストラとテノール、バリトンは上記のようにオーウェンの詩を語ります。小澤征爾氏とガリーナ・ヴィシネフスカヤさんの対話によると、亡くなった兵士が土の中から語っているとのこと(サイトウ記念フェスティバルのサイトより)。
神への祈りと戦争への警鐘。
現代におけるレクイエムとは。。。
※今年のサイトウ記念フェスティバルは戦争レクイエムがメインプログラムで取り上げられます。一部公演はまだ座席があるようです。
there is only one thing that a poet can do today: To warn." - Wilfred Owen
ソプラノ、テノール、バリトンの三人のソリストと、混声合唱、児童合唱、室内オーケストラ、フルオーケストラによるブリテンの代表作。
オーウェンの詩をラテン語によるレクイエムの間に挟んでおり、
ソプラノと混声合唱がラテン語のレクイエムの部分を、テノールとバリトンがオーウェンの詩に基づくレチタティーボを、児童合唱を天上の声としています。テノールとバリトンは連合国と敗戦国を象徴しており、初演時は英国のピアーズ、ドイツのフィッシャー=ディスカウが起用されたとのこと。
ベルリオースやヴェルディのバンダは怒りの日の演奏効果を高めるために利用されますが、ブリテンでは室内オーケストラとテノール、バリトンは上記のようにオーウェンの詩を語ります。小澤征爾氏とガリーナ・ヴィシネフスカヤさんの対話によると、亡くなった兵士が土の中から語っているとのこと(サイトウ記念フェスティバルのサイトより)。
神への祈りと戦争への警鐘。
現代におけるレクイエムとは。。。
※今年のサイトウ記念フェスティバルは戦争レクイエムがメインプログラムで取り上げられます。一部公演はまだ座席があるようです。
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